朝に京都御苑に行ってスタンバイ。
10時半スタート、祭と言っても、おごそかな行列をじっと見るのみである。御所→下鴨神社→上賀茂神社と回るのでどこかで見れればいいかなって感じだ。見学客がたくさんいて身動き取れないので、空いてそうな場所にスタンバイし、通過するのを待つ形式。祭りというよりパレードっていう方が伝わる。
今年の斎王代は京都府医師会会長のお嬢さまだそう。

京都医師会に入るには、病院に自分の名前をつける必要があると聞いたことがある。
○○子クリニック、○田医院など。そうじゃないのは医師会に入ってない病院とのこと。滋賀に行くと、洒落た横文字の名前の病院が出てくるらしい。その京都のお医者さんは「自己顕示欲ないから名前つけたくなかったけど…。」って言ってた。
それはともかく、行列はいろんなグッズが運ばれていく。
銅鑼?


ピンク集団

花笠



藤の花の牛車

籠には何が入ってるのだろう

乗馬できる人が選ばれるのかな

虎の皮?

牛や馬のうんこを掃除する係

こういうの便利だな。

カメラマンさん、そこにいるとちょうど見みえへん〜、入らんとってほしいわぁ〜とか残念そうな悲鳴が聞こえてきたり
上皇さんや〜ってみんな身を乗り出して手を振って注意されたり
割り込みしようとしてた人が怒られてたり
その後、下鴨神社に葵祭りを見に行く。

下鴨神社の参道でみてたら激混みで見えない。そこから20メートルくらい上ったら空いていたので、今後見るチャンスがあったら、出入り口は避けよう。

交通を止めて、牛が公道をあるくシュールさ。



また一通り見て終了。
御所をスタートして、下鴨神社を出るまでの間に、鯉屋のメンバーとランチ。


油淋鶏が巨大ですごくお腹いっぱい。知ってる油淋鶏と違う。キャベツの酢漬け?なのかなぁ。蒸し鶏は玉ねぎの刻みがたっぷり。とっても美味しかった。ごちそうさまでした。

中国廣東料理 紫藤花
今日のおやつは鯉屋に戻って京御菓子司 亀屋博永のわらび餅。



しっかり甘味があって美味しいね。
京御菓子司 亀屋博永
今夜で鯉屋の宿直は最後なんだけど、ほんと楽しかった。鯉屋のみんな好きだった。
庭にも、メダカにも、京都にもほんとに癒された。
鯉屋のスタッフの似顔絵↓

昨日来たような気もするし、5年も住んだ気もする不思議な感覚がある。だってバスの横を牛車が横切るような街、そりゃあ時空も歪むよね。
また京都にしばしばくる予感。
効率を求めず、地下鉄を掘らず、牛のためにバスさえ止める。だけど、いくら地下鉄掘っても100年後にはどうなってるかわからない。変えずにいれば1000年残る。100年間の経済より、永遠に続く経済効果。いや、それ以上に文化が残る価値が残る。
だけどその前にやることは山積み。まず台湾の本作らないとね。あと今鯉屋のTシャツ作ってる。物販もするのでお楽しみに。
前回の斎王代が上賀茂神社に賀茂曲水宴に現れたときの写真がでてきた。(2022/4/10撮影)

本日の出費
京御菓子司 亀屋博永650÷2
ウィルキンソン110
本日の出費
435
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旅するように住んでみた、もっと深い京都案内。
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