北口からスタート。玉川珈琲倶楽部を左手に
「生前の森村誠一の行きつけの店で森村スペシャルがあるよ、ほかにもここには高台で空気が綺麗だからって、遠藤周作(狸狐庵先生)も結核治療後に一時住んでて、そう、狸狐庵って玉川学園なんだよ。今もあんまり変わらないと思う。あと、『小さな恋のものがたり』を描いた漫画家のみつはしちかこや、『のらくろ』の田河水泡も昔住んでて、作者の家のそこがのらくろ坂なんだよ。のらくろの石標があるみたいだけど、まだ探せてないんだ。玉川学園はやっぱ落ち着いて制作できるし、作家にとって…」とまるでえらい作家の一員であるかのように語る。
玉川学園の鉄製の看板がかわいいので、見ながらそのまま町田方面に歩く。
「いろいろ看板がかわいいよね。40店舗にこの看板がかかってる。前に玉川学園に住んでた鉄作家の人が作ったみたい。あと、あそこの八百屋は近くの家庭菜園で採れるモロヘイヤがすごく柔らかくておいしい。」
「あすこのケーキ屋も大好き!洋栗と和栗のマロンケーキが二種類あってね…」
とかごちゃごちゃ言いながらnico kitchenへ。
「ここって、夏は、土曜と水曜日にだけやってるかき氷屋さん。ギャラリーにもなってて、今は猫の作品展示」
「秋から春は、土曜だけやってるコッペパン屋さんになるんだよ。」
向かいには、毎月月末の日曜に一度小さい市が立ってね。この辺りは、日曜だけやる店とか週3昼だけやる店とか結構多くて。秋冬春の日曜だけ開くパン屋さんとかね。」
「え?お腹いっぱい?美味しいランチがあるんだけどな。」
Noa (ときどき北海道の新鮮な食材がはいるときがある)1300円くらい。
昌(和食)ちゃんと作られた和食1000円~1500円。千円のイワシと野菜天ぷらは少な目だけど、付け合わせどれもおいしい。
ポワソン(予約制水〜金の昼のみ)日替わり定食が1100円
日替わりの定食が栄養たっぷり美味しい。この辺でコスパ最もいいと思う。
かき氷で、お腹いっぱいで入らなかったらネパール料理そるてぃでパニプリを食べようか。
ただ、かき氷は今お腹いっぱいでも、あとですぐお腹すいちゃうんだよね…
もしくは、餃子を持って帰って家で焼く。18個540円。フレッシュニンニクが入ってて美味しい。この辺テイクアウトの餃子屋が三軒もあるんだけど、コンビニの数と並んだ。
さて、ハーブガーデンナチュラパスへいこうか。
無人販売に立ち寄り野菜チェックしよう。紫蘇が無料でおいてあるから少しいただく。
ぬぽこ山本宮におまいり。なまえがかわいいよね。月に二回宮資産が来られるそうな。
「あすこからずーっと玉川学園の敷地なんだよ」(多分)
「こんな森は相当下ってもなかなかないよね。こんな都心から割とすぐのところですごいよね」と、まるで自分の庭のように偉そうに案内。
「まるでウブドだよ!」
カフェに到着。庭で採れたブルーベリーやそこで焼いたパンとか買う。ランチを食べそこなったら、お店で食べちゃう。
この道入ったらジブリの豚になるやつだよね。
庭で詰みたてのフレッシュハーブティーやルバーブケーキを食べながら人生について語る。
もしくは、パンダウサギを眺める。
そして、現実世界に戻る
おわり
そしてたぶん毎回同じことをいう
振り出しに戻る。
p.s.
夜ご飯は外でほぼ食べないので、全く知らない。でも参考までによく聞くのが、以下。
この辺の人らが全員美味しいという中華のおかはん。そのうち行ってみようかな。
玉川椿堂、昌、カタルーニャ厨房カサマイヤ、レ・ミレジム、チャオ チャオもおいしいと聞いた。お店の人もお客さんが話しかけてくれて、どこが美味しいかなんて話を。距離が近い街。