朝〜15時まで仕事。椅子のおかげではかどる。
スタッフの子が割と唐突に「自分で家を作りたいんです。」って言った。
スタッフ「なんの資格もないけど、セルフビルドでタイニーハウスを作って企画したいんです。間取り図も書いたんですよ」
わたし「今日建築士の子が遊びに来るよ」
スタッフ「会いたいです!」
わたし「家に戻って間取り図を持ってきたら?わたしがここみてるから」
そして建築士の子がくると、スタッフの子が理想の家の間取り図をいろいろ説明していた。
拙いような絵だったけど、妄想が詰まっていて、建築士はそれの全ての話に耳を傾けていた。まるでクライアントの要望を聞く設計士のように、全身が耳になってるように見えた。
スタッフ「この屋根は斜めだけど、自分で作るとき山形の屋根より手間がかからないかなと思って。問題ないですか」
建築士「片面でも傾斜があれば平らなものより雨漏りしにくいから大丈夫です。」
わたし「なるほど、フラットだと水が流れる場所がないからか〜。じゃ円錐とかはOKってことだな」
建築士「曲面は手間とコストがかかりますけどね」
スタッフ「あと、部屋に暖炉置きたいんです」
わたし「暖炉ってこのサイズの家でも法律上の規制はないの?」
建築士「壁に燃えにくい素材を使えば大丈夫」
わたし「あれ?でもこの絵には煙突がないね。」
建築士「上につけると雨漏りしやすいので、壁から煙突出すといいですよ」
わたし「よくラーメン屋でみるやつだ。」
スタッフ「この洗濯機のスペースですが、洗濯機を外に置いて湯船を置きたいんです。」
わたし「キッチンの下に全自動いれたら?韓国の友だちの家で見た」
建築士「海外ではよく見ますね。ただ排水があるのでシンクの真下には置けないです」
建築士は全部できるようになりたく、前は設計部門、今は管理部門、あとは法律って言っていた。着々。だからそのうちほんとに全部できる。
スタッフ
「協力することがあれば」って建築士は言った。
なんかすごいものを見た。
ひと言ひと言が
鉛筆描きに、筆で色が乗せられていくように妄想が現実味を帯びてビルドされていく様子を見た。
まだ27歳の2人。
スタッフの子の「設計図取りに行きます!」ってパッと取りに行ったし
その速さ
「会いたいです!」っていう積極性
そもそもその妄想ハウスの設計図を作って用意をちゃんとしていること
強い妄想があること
口に出すこと。人はメッセンジャーであり繋がりやチャンスは人が繋げる。思いもよらないところから
あと、スタッフの子が「漆喰塗りやりたい」っていってて
建築士が、古民家再生保存協会(だったかな)修繕ボランティアがありますよって。
バイトの子が一緒に行きましょう、一緒に仕事できたらいいですとかいろいろ言ってた。
いろいろちょうどいい。
昨日は友人をランチに誘ったら、その友人の学校の生徒さんがそのお店でバイトしてた。
ちょうどいいことが多いっていうか、わたしじゃなくて周りがちょうどいい
ー
ひと仕事終えた友人と合流。
水火天満宮ー本法寺ー妙顕寺の夜桜を見て。本法寺だけライトアップなかったけど、妙顕寺はとても綺麗だった。


バイトの子は帰り、友人と建築士で一緒に家ご飯。味噌汁だけ作っといた。
京野菜といい油揚げと本田味噌の味噌。五辻の昆布の出汁だったらよかったけど、単なる顆粒出汁。いちご300円安い!あとは全て京都グッズ。

使った費用
生鮮館なかむら1014円