泊まった人によると、とても静かで、小鳥の囀り、どんぐりの落ちる音が聞こえるそう。
自然の音しか聞こえないのは昔と同じ。そんな贅沢なかなかない。
宿坊の広間から下を見ると、開門日和というイベントが賑わっていて、昔々の風景のようにみえた。
部屋は山側のベッドのツインが二つ。お寺の庭側の布団の部屋が一つ。
2階には、トイレもシャワーは二つずつあり。一階にはもっとある。
リノベを担当したのは今日、DJとマヤ暦をやってた建築士の2人。裏山で倒れた廃材を使い家具とかも作ったらしい。ここであるもので作る。
とても広い共有スペース。
餅まきも行われて餅が当たって痛かった。なかに宿坊の宿泊券の当たり券も入ってたらしい。
中身こんな。
毎月行われる開門日和というイベントも賑わっていた。
精進食堂 ときとそらでベジタブルバーガー売ってたり
普段のメニューはこんな
お寺の焙煎所「CONZEN COFFEE」お寺には、おしゃれなカフェも併設してる。
お寺の周囲の草、樹、花、湧水などを材料にしたお香作りの調香所のまといmatoiのワークショップ
里山の草花を摘んだボタニカルショップ「花綵 hanazuna」の花束
近所で採れた野菜
近所のパンなど
いろいろやる意義は、お寺が地域の場として500年後も続くようにということだった。
古代ギリシャ研究家の藤村シシンさんとミュージシャンでもある簗田寺の福住職のトークショーも楽しかった。ギリシャ時代の衣装と、袈裟が似ていることや(たまたま)
「諸行無常」を説いたブッダと「同じ川に二度入ることはできない」と言ったギリシャの哲学者ヘラクレイトスの共通点は聴いていてとても興味深かった。
2人は同時期に生きていたので、同じ空を見ていただろうと。
いろいろ話を聞いたり、昔とみまごう情景をみたりと、いまこの瞬間は、長い長い歴史の一瞬間でしかないなと、なんていうか諸行無常。